米国の患者が重慶で脊椎の低侵襲手術を受ける
重慶医科大学附属第二医院が、長年の脊柱管狭窄症に悩む米国人患者の受診調整、評価、手術と退院までを紹介。
公開者:CareAtlas · 編集方針
米国人患者のCindyさんが重慶医科大学附属第二医院で脊椎の低侵襲手術を受け、術後検査を終えて2026年9月下旬に退院した。同院の10月9日の報告は、治療の経過と、中国への渡航を決めた後の受診調整を伝えている。
長年の痛みで治療を求める
Cindyさんは10年以上にわたり脊柱管狭窄症に悩んでいた。腰と脚の痛みが強く、歩くには介助が必要で、夜間に寝返りを打つだけでも目が覚めることがあった。インターネットで脊椎専門医の楚磊氏を知り、そのチームの診療を受けるため重慶行きの航空券を予約した。
一方で、予約方法、検査を受けられる時期、手術までの待ち時間は分からなかった。SNSを通じて楚医師に診療を求める連絡を送ったところ、病院の国際医療センターが調整に入り、診察日程を確保した。Cindyさんは当初、手術予定が埋まっていれば、急な長距離渡航の後に長く待つことになるのではと心配していた。
外来評価から入院へ
国際医療センター責任者の俞慧宏氏によると、チームは患者の移動困難、現地の手続きへの不慣れ、長旅の負担を考慮した。複数の診療科で順序を調整し、診療の各段階で不要な移動を減らしたという。
重慶到着後、Cindyさんは外来で検査と評価を受けてから入院した。楚医師の脊椎・疼痛チームが病状を検討し、その後に低侵襲手術を行った。
術後に歩行し、検査後に退院
Cindyさんは来院時には車いすを使っていたが、術後2日目には起き上がって歩けるようになり、歩行が楽になったと語っている。術後検査を終えて9月下旬に退院し、さらに2日間重慶を観光する予定だと話した。
同院は2025年に2,000例を超える外国人患者を診療したとも報告しており、欧州、北米、東南アジアからの患者が多いとしている。