南沙、香港・マカオ患者向け医療・保険サービスセンターを開設
予約や渡航準備から付き添い、保険調整までをつなぐ窓口。直接精算は保険会社の事前承認範囲に限られます。
公開者:CareAtlas · 編集方針
2026年10月20日、南沙国際人材港に香港・マカオ保険医療サービスセンターが開設されました。中国銀行の国際医療金融プラットフォームの対面窓口であるとともに、南沙の公的持株グループが提供する医療関連支援への入口となります。
受診前から治療後までの支援
公表されたサービスは、予約相談、移動の手配、医療資料の準備から始まります。治療中は診察への付き添い、送迎、介助、保険請求の調整を含みます。回復期や高齢者のケアには、短期滞在、健康管理、日常生活の支援、長期介護の調整などが挙げられています。
開設の発表では、受診への付き添いサービスがすでに利用可能と確認されています。患者が各連絡先を個別に手配するのではなく、一つの窓口から段階ごとの支援につなぐ仕組みです。
直接精算には適用範囲
発表時点で、国境を越える保険資金の精算経路は稼働していました。民間医療保険を持つ香港・マカオの患者は、提携病院で、保険会社が事前承認した項目と金額の範囲で直接精算を利用できます。病院の参加状況と患者個人の保険承認の両方が条件となります。
この仕組みは、2025年に広州市第一人民医院南沙医院と中銀集団保険が始めた直接精算を引き継ぎます。従来の二者間の連携を、共通プラットフォームに移す形です。
より広いネットワークへの地域窓口
センターは10月15日のプラットフォーム開始から5日後に開設されました。当時、中山大学中山眼科センター、広東省中医院、広州市第一人民医院など、広東の国際医療試行病院15施設が参加していました。
平安健康、泰康人寿、中信保誠などは契約を締結済みでした。一方、複数の香港・マカオ保険会社との協力は意向段階でした。プラットフォームは越境決済と暗号化された保険請求資料の送信をつなぎ、個人情報の越境移転や外貨取引審査の仕組みも備えています。