バングラデシュの女児、重慶で静脈奇形の治療を受ける
重慶の小児病院が、9歳女児の遠隔多診療科評価、局所塞栓術、予定される次回治療を報告。
公開者:CareAtlas · 編集方針
バングラデシュの9歳女児が、重慶医科大学附属児童医院で多発する静脈奇形に対し低侵襲の塞栓術を受けた。同院の2026年3月23日の報告は、渡航前の遠隔相談、治療計画、初期の回復を紹介し、同月末に次の治療を予定していると伝えた。
渡航前に遠隔で専門家が評価
女児には2020年から、押すと痛む顔のしこりと肘の繰り返す腫れがあった。父親によると、バングラデシュで何年も治療したが、十分な改善は得られなかった。2025年12月、専門家の合同評価を求めて重慶の病院に連絡した。
一般・新生児外科の血管異常専門家、腫瘍外科、整形外科がオンラインで記録と画像を検討した。顔と肘の複雑な血管奇形を暫定診断とし、病状、治療案、想定されるリスクを説明した後、家族は渡航を決めた。
顔の構造と尺骨神経に配慮した計画
到着後、国際医療サービスが言葉の壁の解消と診断の確定を支援した。治療チームには一般・新生児外科、腫瘍外科、麻酔科、放射線科、看護スタッフが参加した。
顔の病変は広く重要な解剖学的構造に及んでいた。肘の病変は尺骨神経に近く、強い痛みと関節運動の障害を生じていた。そのため、顔貌、神経、腕の機能への影響を抑える慎重な計画が必要だった。
塞栓術後の変化と次の治療
チームはまず血管造影で病変の範囲と血管の走行を確認し、局所塞栓術を実施した。その後、肘の痛みは大きく軽減し、女児は患部を自分で動かせるようになり、顔の腫れも改善した。術後3日目に退院基準を満たした。
病変が広範なため、病院は3月末ごろの再来院と追加治療を予定していた。報告時点では今後の予定であり、父親は娘が早く学校と通常の生活に戻れることを願っていた。